事例の概要・経緯
この方は60代の息子様が入所されている施設からの御相談でした。
まずは息子様と面談をさせて頂きましたが、一目でわかる自閉症の症状がある方でした。
御自身は行政管轄の住宅に一人で住まれておりましたが、階段の上り下りが既につらい事と膝に腫瘍が出来てしまいこのままそこに住んで居るのが困難な状況だったので息子様が入居されている施設の方、民生委員、御本人としっかりとお話をして出入りが自由な高齢者住宅への入居になりました。
具体的な取り組み・サポート内容
この方への弊社の取組としては高齢者住宅に入居する際の保証人は勿論、生前事務契約、死後事務契約を締結させて頂きました。
御自身が亡くなった際に息子様一人では出来ないとの御自身の判断と、息子様に負担をかけたくないとの一心から亡くなってからの事も弊社にて行う事となりました。
事実息子様一人では死後の事務等は出来うる状況ではないのでその前に賃貸住宅の解約代行、各種手続きをさせて頂き、現状では息子様にて行う事が無い様な状況にさせて頂きました。
弊協会グループ会社にて
弊社としては御相談を頂きました御本人の一番心配されていた部分が息子様の事一点のみでした。
そこを現状息子様がお住まいの施設及び御本人の意思を確認させて頂き、出来うる範囲で包括的に各種事務代行をさせて頂く事になりました。
息子様が要介護状況になるので御本人とは直接的に様々な面でお力添え出来ない部分もありはしますが、極力出来る事は全てさせて頂きます。