あなたの身寄りプラス+では、専門家による孤独死の防止や終活支援等の取り組みをワンストップで行っております。

お知らせ

2023.4.26 |
弊社始まって以来の・・・
  3月上旬に埼玉県にある病院からの御相談。 夫婦ではあるが戸籍を同じくしておらず所謂「事実婚」状態の身寄りのない方の保証人サービスへの御加入依頼。 急を要する案件であった為、早急にお会いさせて頂き、弊社のサービス内容をご理解頂き、ご夫婦共に御加入頂きました。   が・・・   施設入居から3日もしないうちにその方から代表宛に着信。 「どうしても言わないといけない事があるから大至急来てくれ」と・・・ 翌日の朝一で埼玉県にある施設に訪問し面談する事になり、開口一番 「俺には本当は息子がいて、妻には妹がいる・・・」   正直私としては   ??????     しかありませんでした。   弊社サービス説明時に勿論、身寄りがない事を口頭で確認させて頂いており、常々「もし言いづらくても親族の方や、親類の方がいる場合は事前におっしゃってください。もし仮に後日親族の方が出てきてもその方としても困惑してしまう部分があると信頼関係の崩壊になるので」 とお伝えしており、その際にも   「私には誰も居ないし、妻も天涯孤独なんだから・・・」   と仰っていただけに本当に衝撃的でした。 本来であれば利用者さんの許可を頂いてから住民票、戸籍謄本を取得させて頂いておりますが、今回は非常に急を要した事と本籍地が仙台と秋田にあった為すぐには行けなかった事が弊社としては落ち度になる部分だと思います。 そのカミングアウトされた面談時に 「明日息子があなたと話したいから明日もう一度来てくれ」 と・・・ 訪問するのは何度でも弊社は無料なので翌日お伺いすると、見た目は70歳くらいの夫婦と思われる方お二人、服装はお二人元スウェットで、髪型は金髪で下の方は完全に反り上げている「らしき」方が、私の前に座って第一声で 「お前が誰や?あ?あ?」と語気を強めて非常に威嚇されましたが事情をしっかりと説明をさせて頂きましたら 「こっからは俺の金やからお前は帰れ!」 え?私一度もお金の話してないのに何故お金の話になっているの? 矢継ぎ早に 「お前んとことは解約するから帰れや!」 うーんうーんなんかいろんな危険な匂いが漂う・・・ 「弊社としては解約であれば構いませんが解約をするにあたり・・・」 と解約の流れをご説明させて頂いて解約の流れになりました。   正直御子息様が保証人をするのが本質であるので弊社としては解約であれば致し方ないですし、そもそも弊社としても事前にお伝え頂いた家族環境と真実があまりにも異なるので構いませんが一つだけずっと気になっていたことはその方と話している間ずっと隣で元利用者の方がその御子息様に   「お前がやるのなら俺の財産と内縁の妻の財産はお前にやるから・・・」   という度にその御子息様の口元と目元が微笑んでいたのが私には気になって仕方ありません。 ただただ何事もなく一日も長く生活をしていってもらうことを切に願います。 弊社初めての解約案件は非常に後味の悪い結果となりました。
2023.4.13 |
障害のある御子息様を残して・・・
この方は60代の息子様が入所されている施設からの御相談でした。 まずは息子様と面談をさせて頂きましたが、一目でわかる自閉症の症状がある方でした。 御自身は行政管轄の住宅に一人で住まれておりましたが、階段の上り下りが既につらい事と膝に腫瘍が出来てしまいこのままそこに住んで居るのが困難な状況だったので息子様が入居されている施設の方、民生委員、御本人としっかりとお話をして出入りが自由な高齢者住宅への入居になりました。この方への弊社の取組としては高齢者住宅に入居する際の保証人は勿論、生前事務契約、死後事務契約を締結させて頂きました。 御自身が亡くなった際に息子様一人では出来ないとの御自身の判断と、息子様に負担をかけたくないとの一心から亡くなってからの事も弊社にて行う事となりました。 事実息子様一人では死後の事務等は出来うる状況ではないのでその前に賃貸住宅の解約代行、各種手続きをさせて頂き、現状では息子様にて行う事が無い様な状況にさせて頂きました。弊社としては御相談を頂きました御本人の一番心配されていた部分が息子様の事一点のみでした。 そこを現状息子様がお住まいの施設及び御本人の意思を確認させて頂き、出来うる範囲で包括的に各種事務代行をさせて頂く事になりました。 息子様が要介護状況になるので御本人とは直接的に様々な面でお力添え出来ない部分もありはしますが、極力出来る事は全てさせて頂きます。